ライカRレンズによる写真集(単焦点レンズ) 当ホームページの Galleryの写真のうち、ライカRの単焦点レンズで撮影したものの一部を使用レンズ毎に整理しました。 |
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スーパーアンギュロン R21/4 |
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エルマリートR28/2.8 (最初のモデル) |
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ズミルックスR50/1.4 (現行の一つ前のモデル) |
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ズミルックスR80/1.4 | ||||
Apoマクロエルマリート R100/2.8 |
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ApoズミクロンR180/2 | ||||
ApoズミクロンR180/2 ポートレート写真 new 16M画像(4896 x 3275pixcel) |
home return →ズームレンズ ディジタルモジュールRサンプル |
ライカMに比べるとマイナーで、世の話題にのぼりにくく情報も少ないライカRですが、使いだすまでにかなりの決心を要しながらも、いざ使ってみるとそのレンズの描写には日本製とは大きな違いを感じます。特に立体感、トーンの豊かさ、ぼけ味、シャープな中に何となく優しい描写にそれを感じることが良くあります。今では日本製レンズのOEMも含まれていますので一概には言えないわけですが、そのOEMレンズでもライカ社の意向が強く反映されていることを強く思わせられます(R35-70/4、R80-200/4)。ツアイス/コンタックスと比べても、操作性は大変優れています。 日本ではとかく「大きい」、「デザインが・・・」という評価を目にするR8にしても実は大変使い易いボデーで、MFであることを別にすれば日本製高級AF機を含めても使い易さはベストでしょう。ということは過去・現在の一眼レフのなかでベストということになります。 ダイヤルやスイッチが程良い位置にある上、ほとんどの操作を1アクションで行うことができます。今どういう設定になっているかも眺めただけですぐわかります。シャッタースピードは1/8000秒まで1/2EV単位であり、ファインダ内の情報表示は最新AF機と同等です。 電子式カメラとはいえ、シャッターを動かす最低限の電源さえあればレバー巻き上げクランク巻き戻しで撮影できますので、寒冷地や海外など電池を入手しにくい撮影地では心強い限りですし、巻き戻しクランクは単に巻き戻すだけではなく、フィルム巻き上げが正常に行われていることの確認になりますので、重大ミス防止にも役立ちます(これができるAFカメラは現行ではニコンF5、旧型機でもニコンF4だけです)。 大きさについて言えば、著者の手は小さい方で、親指の先から薬指の先まで21cmしかありませんが、R8を使っていて特に大きいと感じたことはありません。もっとも撮影のスタイルとしてほとんどいつも三脚か一脚を使っています。 デザインにしても著者はあの斬新なデザインが大好きです。 R8の欠点をあげるとすれば 1.マット式のフォーカシングスクリーンはMF機としてはピント面が深く、大口径レンズの絞り 開放付近の近距離(1.5~5メートル前後)ではあわせにくい 2.露出補正レバーが左手親指で操作する位置にあり、使いにくい (操作上では唯一の欠点?「わしづかみならよい」と見たことがありますが試していません) 3.多分割測光は全般的にオーバー気味だが、明るいシーン(EV16=f8、1/1000以上)では 特に露出オーバーになりやすい。逆光補正のしすぎ? (以前、アサヒカメラ誌の新製品診断でもこのような記述を見た覚えがあります) 4.露出補正の最小単位が1/2EVである の4点です。 対策は、 1はミノルタα-9用M、ML、M2スクリーンを自分で加工して入れ替えることでほぼ解消されます。 2、4は受け入れて使う以外にはなく、 3はなるべく使わないことでしょう。 なお著者はスポット測光か全面測光(中央重点測光)、ほとんどの場合メータドマニュアル露出ですので、2、3は問題になりません。露出ブラケティングにはマニュアルで1/2EVのシャッタースピードダイヤルを操作するのがほとんどです。この(電子)ダイヤルの操作性も日本製高級AFカメラの電子ダイヤルより優れています。どうしてもAEBが必要な場合はモータードライブのそれを使用しています。 |