あ き



あき 5-2(up 2002.10.24.) 
NikonF80S、AiAF85/1.8D、50/1.4D、Pro400 (まえの2カット);
LeicaR8+Talbergスクリーン、R80/1.4、CONTAXソフターII(3〜5)、
Pro400(あとの4カット); 三脚使用; (たいら)

 ちょっとエキゾチック風なドレスなのですが、全身のカットがないためそこまでわからなくなりました。
 「なんと愛らしい!」というのがファインダーをのぞきながらの感想でした。その半分くらいは写っているかと思います。 このひとは撮らせてもらうたびに、さりげなくいままでと異なるすばらしい表情を見せてくれます。 素敵です。

 最後のカットの絞りはf2.8です。この画像ではわかりにくいですが、睫毛にピントぴったりときわめてシャープななかに、どことなく優しく、肌やほっぺの円味もそのまま写っています。 ラボであがったばかりのプリントを見たとき、このカットのR80/1.4の描写にはしばらく見入ってしまいました。


あき 5-1(up 2002.01.23.) 
NikonF80S、AiAF85/1.8D、50/1.4D、Pro400 (まえの5カット);
LeicaR8+Talbergスクリーン、R80/1.4、シルキーソフトフィルター、Pro400(あとの3カット); 三脚使用; (たいら)

 今回のあきさんは、久しぶりにシックなスタイルでの撮影となりました。撮る方は限られた照明機材と相まって、それをどう生かせるかに時間をとられ、約1時間で僅かフィルム3本の撮影に終わってしまいました。それでも「深窓の令嬢」風の雰囲気は出せたかなーと思います。

 前回同様F80S+R8を使いましたが、R8での Talbergスクリーンの効果は絶大で、ご覧のとおりソフトフィルターを使ってもしっかりピントを合わせることができました。このスクリーンについては、「暗い」とおっしゃる方もおいでのようですが、もともと「f1.2〜f2の大口径レンズで使うことを前提に設計した」そうですから、そのような使い方をしなければ性能を生かせないと思います。 昨夏R35-70/3.5+CPLで風景撮影に使った場合はファインダの四隅に何が入っているかほとんど確認できず、困ったことがあります。その後、風景撮影の場合はオリジナルのグリッドかミノルタのMLスクリーンを加工したものに入れ替えるようにしています。



あき 4-3 
NikonF80S、AiAF85/1.8D、50/1.8S、Pro400、160VC(モノクロ化) (10カット);
LeicaR8、R80/1.4、50/1.4、Pro400、160VC(モノクロ化) (7カット);
三脚使用; (たいら)

160VCはやや硬調なようです。

 R8のピントあわせがTalbergスクリーンでかなり正確になったので、今回はF80Sで押えのカットを撮り、R8+Talbergスクリーンをポートレート撮影にデビューさせました。ほとんどが絞り解放〜f2での撮影でしたが、結果は大満足でした。 これからポートレート撮影でR8の出番が増えそうです。

 久しぶりにモデルをしてもらったあきさん、ご覧のとおり一段と艶やかになっていました。ポーズをとってもらいながら、わくわくしてシャッタを切りました。


あき 4-2 
NikonF5、AiAF85/1.4D、NS160(モノクロ化) ; 三脚使用; (たいら)


あき 4-1 
LeicaM6、ズミルックスM50/1.4、CNL(モノクロ化) (第1カット);
LeicaR8、ズミルックスR80/1.4、T400CN (第2、3、5カット)、
            CNL(モノクロ化) (第4カット); 三脚使用; (たいら)



あき 3
 スタジオの限られたスペースと照明での撮影にお互いにいささかマンネリを感じてきていたころから、ちょっと無理を聞いてもらって、ときどきロケをするようになりました。ただ、オープンスタジオとまでは行かないので、予期せぬ事態が生じたりします。


あき 3-3
NikonF5、AiAF85/1.4D、XP2;  三脚使用; (たいら)


あき 3-2 NikonF5、AiAF85/1.4D、REALA; LeicaM6、ズミルックスM50/1.4(現行)、T400CN、 三脚使用、 L:須磨離宮

 久しぶりのロケでしたが、大変寒い日でした。あまりに寒いので 1時間半ほどで切り上げてしまいましたが、私はその間彼女がだまって寒さに耐えていたのに気がつきませんでした。
この日のことを思い出すたびに申し訳ない気持ちになります。


あき 3-1 NikonF5、AiAF85/1.8D、NS160; 三脚使用; L:霊山寺 

  この日の彼女はまさに森の精の雰囲気でした。撮影しながら、私は高校生のとき に見たオードリーの映画「緑の館」を思い出していました。
(もっとも、「緑の館」のオードリーはこんなにふくよかでも、吸い込まれるような魅力でもなかったようでした。)